【海外マネジメント】フィリピン人の仕事、できる人・できない人「できる人編」【異文化コミュニケーション④】 

異文化コミュニケーション

この記事ではフィリピン人 「仕事ができる人・できない人」の「できる人」について紹介します。

フィリピンで仕事をはじめると、「いったい、この国では仕事がしっかりとできる人がいるんだろうか?」と思うことってありますよね。

この記事のフィリピン人 「仕事ができる人・できない人の仕事ができる人」をみたら、なかには仕事ができる人もいるんだ、ということがわかっていただけます。

このフィリピン人 「仕事ができる人・できない人の仕事ができる人」をみたら、フィリピン人とのコミュニケーションでそんなに落胆することもなくなりますよ。

前回は 【海外マネジメント】フィリピン人の仕事「できる人・できない人」できない人編【異文化コミュニケーション③】 を紹介しました。今回は「できる人」です。

私自身フィリピンにきて仕事をし始めたときは、あまりにも仕事をしっかりやる人が少なくて、「こんなことで、この先彼らと一緒にやっていけるもんだろうか」と思ったことが多くありました。

しかし圧倒的に少数ですができる人は中にはいるんです。

同じような境遇にいるこれを読んでいるあなたにも、「できるフィリピン人」に出会うか、会社にいるスタッフの何人かができるようになって、職場が円滑に運営してほしいと思いこの記事をお送りします。

この記事を書いている私はフィリピン在住歴6年半。今までフィリピンで4つの職場を経験し、現在もフィリピン人と仕事をしています。

【海外マネジメント】フィリピン人の仕事、できる人・できない人「できる人」

フィリピン人で仕事ができる人というのは、次の事ができる人を指すのではないでしょうか。

  • 勝手に自分でやって最後まで完遂する
  • 自分からリマインドしてくる
  • 一回言っただけで済む
  • 電話で質問の途中で打ち切らず「他に聞きたいことはないか?」と相手から聞いてく
  • ムダな話しをせずに質問に的確に答えを返してくれる

一つづつ私の例もあげつつ、解説していきます。

勝手に自分でやって最後まで完遂する

私の不動産営業時代の例

私の不動産営業時代のことです。ある大手企業の営業がうまくいき、あるフィリピン人スタッフが担当となりました。

その企業の最初のお客さんには私も間に入って、内覧、契約、入居などの連絡をひと通りやりましたが、次からそのスタッフは、その企業のローカルの人事とやり取りをし、内覧の手配、契約、アフターメンテナンス、全てをそつなくしてくれるのです。

それから、ずっと任せっきりで、私はほとんど何もせず30人以上の賃貸契約をそのスタッフにしてもらいました。

大手企業なので従業員が多く、他のスタッフではなくそのスタッフでとても助かりました。

自分からリマインドしてくる

私がお客さんからアポイントを取り、そのあとにスタッフに日時を伝えると、できるスタッフはきちんとアポイントの日時を覚えていて(まぁ当然ですが)、さらに前日になると「シオンさんあれ、明日でしたよね」とか言って、リマインドしてくれるのです。

相手から再確認してくれるとこちらとしても安心します。

一回言っただけで済む

一回要件を伝えただけで内容を理解し、わからなければ、その場でわからないと言ってくれ、後から2度聞きはしてこないスタッフはできるなと思います。

中には理解していないのに「わかりました」と言って後から、「あれってどういうことでしたっけ?」と聞いてくるスタッフがいます。

言った言わないということにならないためにも、要件を伝えるのは口頭だけでなく、テキストやメールなどの文章でも残しておいたほうがいいでしょう。

私はそれぞれのスタッフに合わせ、口頭か文章かどちらが伝わりやすいかそのときの状況をみて変えています。

オフィスなどでスタッフが近くにいたら直接伝え、いなければテキストやチャットをします。通常はテキストやチャットを使います。

それプラス、要件が伝わらなかったら直接電話をしたり、前日にまたテキスト、チャットをしてリマインドをしたほうがいいでしょう。

そうすれば、あとあと言った言わないの話しにならないですし、スタッフもあとから予定などを見返すことができます。

電話で質問の途中で打ち切らず「他に聞きたいことはないか?」と相手から聞いてくる

電話などで話しの途中なのに、話しが終わったと勝手に判断し、電話を切るスタッフは多いです。

自分の会社内だけでなく、別の会社とかお店などに電話をすると、聞きたいことがまだあるのに相手から勝手に電話を切ってしまうなんていうことはざらにあります。

そんなときはまたこちらから電話をするはめになり、お互いが時間が取られることになります。

そんな相手のことも自分のことも考えないのが多くのフィリピン人です。

そんな中、電話の終わりがけに、「what’s else?」と「他に質問はありませんか?」と聞いてくるスタッフがいます。

きちんと最後まで質問が終わるのを確認してくれるのです。こちらとしても安心ですし、お互いにムダにならずに済みます。

こういったスタッフはすごく気が利くと思い、コミュニケーションに苦痛を感じさせません。

ムダな話しをせずに質問に的確に答えを返してくれる

わからないことは、「調べます」といい、後日「あれ調べてくれた?」と聞くときちんと調べていて的確に答えてくれるスタッフがいます。

このような人はあまりムダな話しはしません。

この反対の人が話しをしていて、話しの内容があっちへ行ったりこっちへ行ったりという者がいます。こういった人と話していると、途中からこちらが疲れてきます。

フィリピン人と話をしていて、よくあるのが質問したことに答えなかったり、自分がわからないことでも答えようとしたり、都合が悪くなったら全然違う話題に切り替えたりということがあります。

よく聞く話しがフィリピン人に道を訪ねると、わからなくても「あっち、あっち」と指を指して教えてくれるそうです。

ただ当てずっぽうに答えている者もいます。なんでこのようなことをするのかというと、彼らは「わからない」とか「No」ということが、相手にとって失礼なことだと思っていてそれが習慣となっているのです。

道を聞く側からしたら、適当に答えられさらに道に迷うのではなはだ迷惑です。

さてここまでフィリピン人のできる人の特徴をあげてきました。ここで挙げた「できる人の特徴」は、同じ人が全てをできるわけではありません。

ある人はきちんとリマインドしてくるのに、電話をすると最後まで聞かずに途中で切ってしまったりという感じです。

フィリピン人と話しをしていて、よくあるのが会話をしているときに話しをさえぎろうとする人がいます。本人は話しをさえぎっているなんて、これっぽっちも思ってなく、それがコミュニケーションだと思っているのでしょう。

これは私の偏見かもしれませんが、全体的にみるとフィリピン人男性より、女性の方がよく働くと感じます。

また、男性の多くはオフィスワークなど長時間集中したり、頭脳を多く使ったりの労働にはあまり向いていないのではないかと感じます。

その理由に朝の通勤でバスに乗っていると、オフィスビルの近くのバス停で降りる人たちは8割くらいが女性です。

私はオフィスワークがバリバリできそうな、フィリピン人男性をみたことがありません。

レストランでのウェイターなど体を動かす仕事でも、女性の方がよく働くといえるでしょう。

男性は建設現場などの肉体労働職は99%ほとんどです。

他にこんなできるフィリピン人がいる

私が実際会ったフィリピン人でこいつすごいなと思った人を紹介します。

私が24歳のとき日本食のシェフとしてロサンゼルスで働いたことがあります。

そのアメリカンレストランのシェフの1人がフィリピン人でした。

キッチンスタッフは他に4人のメキシコ人のシェフ、1人の仕込みスタッフ、バスボーイ2人、そして彼らを仕切っていたのはなんとその23歳のフィリピン人の男だったのです。

仕入れ、仕込み、調理、全てし、他のシェフに指示を出し、みんな彼に従っていたのです。

彼と話しをしたときに印象的だったのが、「オレは前のアメリカ人オーナーから仕事を教わった、オーナーが変わったけどこのレストランで一生働くつもりだ」

と言ったのです。フィリピンに来てこんなに忠誠心があるフィリピン人男性に会ったことがありません。

そこで働いていたメキシコ人男性がよく働くので、同じスパニッシュ系のフィリピン人も良く働くものだと思っていました。

実際フィリピンに来たらそうではありませんでした。結婚して仕事もせずに家で飲んだくれて、奥さんに仕事をさせている家庭が多いと聞きます。

フィリピンで仕事ができない人ばかりをみていると、落胆することが多く大丈夫かなぁと思いますが、このようにできる人もいます。

まとめ

ここで挙げたフィリピン人のできる人も急にできるようになったわけではなく、自分なりに創意工夫してやった経験あってのことでしょう。

彼らはどうしてそうなったのでしょう?

日本人のお客さんを相手にしているうえで実践で覚えていったから?

もともとの性格がしっかりしているから?

私が一緒に仕事をしてきたフィリピン人は、生活環境はみんな似たりよったりで、特に中流階級の家庭に育ったわけではなく、それぞれぎりぎりの生活をしています。

みんな同じような境遇の中で「できる人」が現れるのですから、その人から何か学べることはあるかと思います。その分析はまた別の機会にしたいと思います。

できない人が少しでもできるようになるには、学校での教育がないのだから、職場で教育する必要があると感じます。

例えば「日本人はこうこうこういう性質なので上手にやれば良い顧客になり自分にとってメリットになるんですよ」と伝えたりするのはどうでしょう。

時間はかかるでしょうが、自分の職場で一緒に働いているフィリピン人がいつの日か、仕事ができるように変わっていくのを見守る気持ちの余裕が必要ですね。

次回につづく

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回、またお会いしましょう。
でわっ!

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