【車を高く売る③】車を高く売るなら自分の車の中古車販売価格を知っておくと商談に有利です【車営業歴5年の私が語る】

車売却

この記事では、車を下取り、売却する前に、自分の車の中古車販売価格を知っておくと有利に商談ができるについて紹介します。

車を下取り、売却するのに自分の車がいくらで売れるのか、適正価格がわからないですよね。

自分の車の中古車販売価格を調べそこから逆算していけば、買取金額の天井価格の予想がつきます。

買取金額の天井価格の予想がつけば、自信をもって商談できますよ。

前回の記事【車を高く売る②】車買取店に初めて行くなら、あらかじめ予備知識をもち「3店舗以上周るまで契約をしない」と決意していきましょう【車営業歴5年の私が語る】では車買取店へ3店舗以上周って査定額を出していただくことについてお伝えしました。

車を下取り、売却される方は車を手放す時期が近づいてきたら、車の買取店にもう1度行く前に、やっていただきたいことがあります。

それは自分の車の中古車販売価格を調べることです。

なぜかというと、自分の車の中古車販売価格から経費、利益を引いた金額がオークションで取引きされる価格となり、オークションの落札価格から、車買取店の買取価格のおおよその天井値がわかるからです。

自分の車の中古車販売価格を知る方法

ここでは自分の車の中古車販売価格を調べる方法について説明します。

ここで例にとりあげる車を

車種:Honda ステップワゴン
グレード:G  Eセレクション
型式:RK1
年式:H25年
走行距離:51,000km
色:黒
車検:2ヶ月残

とします。

中古車情報サイトで検索をする

自分の中古車販売価格を知るのには、中古車検索の「グーネット中古車」のサイトを利用します。

さっそくページを開いてみましょう ⇒ 中古車検索の「グーネット中古車」

グーネットのページを開いたら、

メーカーを「Honda」

車種を「ステップワゴン」

で検索をかけます。

メーカー:Honda

車種:ステップワゴン

そうすると「地域選択」とでてきますので、「全国」を選びます。

絞り込み検索の画面に移りますので、型式である「RK1」のボタンを押すと、詳細検索の画面にページが移ります。

自分の車に近い車を検索するため、下記のように少し幅をもって入力します。

年式(2年前後):H24年~25年

グレード:「G」、「G Eセレクション」

走行距離(2万Km 前後):4万~6万Km

色:色はここではしぼりこみません。

この条件でしぼりこみ検索をします。

※自分の車のグレードは査定したところで聞いておいてください。また、メーカーのお客様相談窓口で問い合わせができます。

参照記事>>【グレードの見方】車が売れない営業マンが簡単にすぐに売れるようになる【下取り編④】

注)修復歴車(事故車)の場合は価格が大幅に下がりますので、ここでは事故がないことを前提にします。

事故の有無も査定したところで聞いておいてください。バンパーを変えたり、ドアを交換しただけでは事故車にはならず、素人目ではわかりませんので。

参考記事>>【新車ディーラーの営業】車が売れない営業マンが簡単にすぐに売れるようになる【下取り編①・車査定のコツ】  

まぁ、聞かなくても修復歴があったら「事故があるので、買取価格が大分低くなります」と買取り店の営業のお兄さんが親切に教えてくれますが、、、。

検索をかけ、該当件数が少なかったら、さらに幅をもたせ、年式を3年前後、走行距離は3万Km前後、グレードは「G」と「G  Eセレクション」だけでなく、「Gコンフォートセレクション」、「GインターナビEセレクション」と他のグレードも追加して検索をゆるくします。

色は、ホワイト、パールホワイト、ブラックがオークションで高く売れますので、自分の車がそれに該当したらできるだけホワイト、バールホワイト、ブラックの車の金額を確認します。

「年式」、「グレード」、「走行距離」、「色」で、自分の車の条件に近い車を3台ほど絞りこみ、支払い総額の金額ではなく本体価格(消費税込み)を確認します。

実際、検索した結果で条件が近かった車(2020年7月10日現在)

・H25年 ステップワゴン G Eセレクション 5.6万km ローズ 115.9万円

・H25年 ステップワゴン G Eセレクション 5.6万km パールホワイト 128.6万円

・H24年 ステップワゴン G Eセレクション 5.1万km ブラック 119.8万円

中古車販売車両の原価を知る

3台の平均額を出し、消費税抜きの金額を出します。

平均額は121. 4万円ですので、

121. 4万円(税込み)÷1.1(消費税10%をマイナス)=110.4万円(税別)と消費税別の金額が出ました。

車の原価をだします

車の原価はオークションで取引する価格です。

車にもYahooオークションのように高値を出した者が競り落とせる、オークションがあります。

車のオークション、車の買取金額の出し方についての説明は、【車買取店の営業①】買取り営業マンが簡単に車を買い取るコツ【トークマニュアルを暴露します】の記事でていねいに説明していますので、ぜひ読んでおいてください。

車の原価=(車両本体価格(税別)-販売利益)×消費税10%です。

販売利益は店舗によって変わりますが、私が車の営業時代に、よくオークションの取引価格とグーネットの中古車の車両本体価格がどれくらい幅があるかをみていたので、だいたい把握しており、おおよそ下記の表にあてはまります。

販売利益 A
販売価格 50万円~100万円
販売利益 10万円~15万円

販売利益 B
販売価格 100万円~150万円
販売利益 15万円~20万円

販売利益 C
販売価格 150万円~200万円
販売利益 15万円~25万円

販売利益 D
販売価格 200万円~300万円
販売利益 25万円~30万円

販売価格の平均が121.4万円のため販売利益Bに該当し、販売利益が15万円~20万円なので、あいだをとり17万円とします。

車の原価=(車両本体価格(税別)-販売利益)×消費税10%

の式にあてはめます。

4万円-17万円×消費税10%=91.7万円

となり、オークションで取引している金額(落札価格)はおおよそ91.7万円と予測できました。

※オークション落札手数料と陸送費は落札、出品側にともにかかるのでここでは考慮しません。

買取店に売却希望額を伝える時にはオークションで取引している金額を伝える

オークションで取引されている価格(落札価格)この場合91.7万円、それを車買取店に伝える希望価格にします。

じっさいの自分の車で計算してみましょう。

初めの買取店での査定額よりもだいぶ高くなると思いますが、そこは大丈夫です。

前回の記事で3店舗以上で査定をするようにお伝えしました。そこでは商談をしないので、買取店側でも基準となる査定額しか出しません。この基準額はかなり低い金額となっています。

実際に車を手放す段階になって、買取店側は基準額を元にそこから金額を上げて交渉してきます。

どうせ交渉で金額のあいだを取られるので、希望金額を高値で伝えるのは交渉の常套手段といえるでしょう。

車買取店の買取り天井価格をだす

車買取店は当然オークションの取引価格(ここでは91.7万円)で買うと赤字になるため、天井価格までの金額で買い取ろうとします。

ここでさらに商談に有利に運ぶため、天井価格を出しておきます。

買い取り天井価格=車の原価(オークションの取引価格)-最低利益

※最低利益とは最低限これだけは確保しなければならない利益

下記の最低利益の表の目安は、私が実際に車買取店で働いていたときに、だいたい最低でもこれだけは確保しなければならない利益が買取金額に応じて、感覚でつかんでいました。

最低利益の中から店舗運営費、人件費、コミッションが払われ、実際の純利益はそれらを引いたあとですので、当然、最低利益以上の利益がでるように安く買取りたいわけです。

それでは計算してみましょう。

買取り天井価格=車の原価(オークションの取引価格)-最低利益

車の原価は前項で91.7万円とでてますので、下記の最低利益の表の「買取金額50万円~100万円」のところを見ます。

すると最低利益は10万円ということがわかります。

91.7万円-10万円=81.7万円が天井買取価格となり、買取店側はこの価格以下で契約しないとならないわけです。

最低利益の表
  • 買取金額 0円から50万円
  • 最低利益 3~5万円未満

  • 買取金額 50万円~100万円
  • 最低利益 5万円~10万円以上

  • 買取金額 100万~150万円
  • 最低利益 7万円~10万円以上

  • 買取金額 150万~200万円
  • 最低利益  10~15万円以上の利益

  • 買取金額 200万円~300万円 
  • 最低利益 15万円~30万円

じっさい自分の車で計算してみましょう。

車買取店の営業マンは車の原価(オークションの取引価格)+最低利益=天井価格がわかっているので、他店と競ったときはギリギリまで金額を出し商談をすることがあります

まとめ

以上、今回の記事の流れをおさらいしておきます。

・グーネットで自分の車の条件に近い車を3台絞り込む。

・3台の車両本体価格の平均額を出し、消費税を抜く。

・平均額の車両本体価格(税別)から販売利益を引き、消費税を加えたのがオークションで取引されている価格で、車の原価となります。
車の原価=車両本体価格(税別)-販売利益+消費税10%

車の原価を買取店での売却希望額にします。

それと、買取店の、買取り天井価格=車の原価-最低利益でしたね。

じっさい自分の車で試して計算してみましょう。

これで、自分の車の中古車販売価格から、車の原価を出し、希望売却金額にすることで、商談での武器にできることがわかっていただけたかと思います。

次回はこの、車の原価と買取天井価格を使って買取店に実際に行き商談に挑みます。

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車買取の元営業マンが、現役の車買取り営業マンに向けて書いた記事ですが、車買取り業界の裏事情がよくわかり、車を売る人のためにもなりますので、ぜひ参考に読んでみてください ↓

>>【車買取店の営業①】買取り営業マンが簡単に車を買い取るコツ【トークマニュアルを暴露します】
①~⑧まで連載になっています

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう。
でわっ!

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