【フィリピン・マニラ賃貸不動産②】フィリピン・マニラでの賃貸住居の借り方

フィリピン・マニラ賃貸不動産

この記事ではフィリピン・マニラでの住まいの借り方について紹介します。

フィリピン・マニラに長期滞在(6ヶ月以上)することになって、住まいをどう借りたらいいのかって思いますよね。

事前にフィリピンの賃貸住宅事情を知っておくのが得策です。

事前にフィリピンの賃貸住宅事情を知ることで不安が解消しますよ

この記事を書いている私はフィリピン・マニラ滞在歴5年以上。5年間でフィリピン・マニラで6回住居を変えています。

前回の記事【フィリピン・マニラ賃貸住宅①】フィリピン・マニラ賃貸住宅事情ではフィリピン・マニラで日本人の会社員が快適に安全に住むには、限られたエリアのコンドミニアム一択しかないと紹介しました。

今回は実際、フィリピン・マニラでの住まいの探し方についてお伝えしていきます。

フィリピン・マニラでの賃貸住居の借り方

フィリピン・マニラのエリアの説明

まずはフィリピン・マニラとはどのエリアのことをいうのかを説明します。

マニラ首都圏

マニラ首都圏とはマニラ市を中核としたフィリピンの政治、経済、文化、交通及び情報の中心地のことである。

メトロ・マニラには16市と1町により構成されている。この首都圏の面積は日本の東京23区やスペインのマドリードよりやや大きい638km2で、人口は約1,186万人(2010年)である。

参照:Wikipedia「マニラ首都圏」

日本人の会社員はマニラのどんなところに住んでいるのか

日本人駐在員はほぼ下記の地域に集中して住んでいます。

  • Makati(マカティ)市のLegaspi(レガスピ)、Salcedo(サルセド )、RockWell(ロックウエル)エリア
  • Taguig市(タギッグ)のBGC (ボニファシオ・グローバル・シティ)エリア
  • Pasig市(パシッグ)のOrtigas(オルティガス)エリア
  • Muntinlupa市(モンテンルパ)のAlabang(アラバン)エリア

この地域内であれば、夜一人で歩いていても問題はありません。

マニラでの住まいの探し方

フィリピンでは日本のようなアフターサービスをした賃貸仲介業者はほとんどありません。

では、地元フィリピン人はどのように探しているかというと、

  • Face BookなどのSNS
  • 人からの紹介
  • インターネットの賃貸情報サイト
  • アパートの張り紙などを見て

などで探しています。

なので日本の不動産会社のように入居後にトラブルがあっても、仲介者は対応しないことがほとんどです。

また敷金となる「セキュリティ・デポジット」が返ってこないトラブルがおきるとも聞いています。

それでは外国人が物件を探すにはどうしたらいいのでしょう。

方法は4つあります。それぞれメリット・デメリットを解説していきます。

  • 1、日系不動産会社に仲介してもらう
  • 2、ローカル不動産会社に仲介してもらう
  • 3、インターネット掲載サイトに連絡する
  • 4、直後コンドミニアムに行く

1、日系不動産会社に仲介してもらう

メリット

・日本語が通じる
・細かい対応をしてくれる
・入居後のトラブルにも対応してくれる

デメリット

・仲介手数料がかかる:日本と同様、家賃の1ヶ月分を仲介手数料として取るところがほとんどです。

・物件取り扱い数が少ない:創業してからの年月が浅い会社の場合、オーナーとの関係性が築けてなく、よって扱う物件数が少ないです。

・手続き等は日本人ではなく、ローカルスタッフに委ねるので、スタッフによって対応の良し悪しのムラがある。

2、ローカル不動産会社に仲介してもらう

メリット

・仲介手数料がかからない:フィリピンの慣習で仲介業者は入居者から仲介手数料は取っていません。

・取り扱い物件数が多い:地元のネットワークを使っていろいろな方法で物件を見つけてきます。

デメリット

・完全英語でのやり取り:日本人がいないので、完全英語でのやりとりになります。最低限の日常英会話ができないと取引は難しいでしょう。

・日本のようなサービスは求められない:入居後にトラブルがあったときの対応や、レスポンスは遅いでしょう。
それは責任が仲介業者にないし、別にしなくてもいいという考え方をしているからです。

さらにコンドミニアムのメンテナンスや、修理業者などの関連業者などの対応も遅く、ストレスを受けるでしょう。

※ローカルの不動産会社でも大手日経企業が長年利用しているところが、信頼できてサービスもいいといえます。

3、インターネット掲載サイトに連絡する

インターネット掲載サイトは「Rentpat」(レントパット)が有名です。

掲載者は、ローカルの不動産会社、個人ブローカー、物件オーナーなどです。

メリット

・部屋の写真が見られる:写真付きなので内覧をしなくても部屋の雰囲気がわかる。

デメリット

・掲載している物件がないか、あっても金額が異なることが多い。

※解説 掲載者の意図で客寄せのために金額を低く載せたり、賃貸済みでも更新しなかったりという情報が多いです。

・担当者に電話、メールをしても返信がない:賃貸づけに積極的ではない担当者だと、電話にでなかったり、連絡が返ってきません。

・内覧の待ち合わせをしても時間通りにこない:
国民性もありますし、時間に遅れることに悪気を感じていないので、平気で時間に遅れてきます。

・個人ブローカーだと、入居後のトラブル、セキュリティデポジットの回収ができないこともある:会社設立をしていないため、責任感が薄く、入居後や、契約満了時に仲介者がいなくなっていることがあると聞きます。
そうなると自分でオーナーとやり取りしなくてはならないことになりかねません。

4、直後コンドミニアムに行く

コンドのロビーに問い合わせると、そのビルでリースをしていたり、馴染みのブローカーやユニットオーナーを直接紹介してくれたりします。

メリット

・早く内覧できる:賃貸付けに積極的なオーナーや、個人ブローカーがは、ロビーやガードマンに「部屋を探している人がいたら教えて」と伝えてあり、すぐに対応してくれ、その場で部屋を見られることもあります。

デメリット

・完全英語でのやりとり

・直接オーナーの場合は自分で全て手続きをする必要がある:間に仲介業者が入っていれば、契約の手続きや入居後のトラブル、退去後のセキュリティデポジットの回収など代わりにやってくれますが、オーナー直だと全て自分で連絡しなければなりません。

ということで、入居までの手続きや入居後のトラブルなどで、間に仲介業者が入っていたほうが絶対的に良く、1番、2番をお勧めします。

賃貸物件を探す時期

入居前のどれくらい前から住まいを探し始めたらいいのかと思いますよね。

あまり早すぎると期間が空きすぎて、オーナーから入居までの家賃の支払いか予約金を求められることがあります。

また遅すぎると、リクエストの交渉や契約書の手続きなどで時間がかかり、入居予定日に間に合わないなんてことになりかねません。

ですので、入居予定の2ヶ月前から遅くても1ヶ月前から探すのがいいでしょう。

内覧をして物件を決めても、契約までにいたらないこともありますので、できるだけ余裕をもって探すのがいいです。

部屋のタイプをあらわすベッドルームとは

フィリピンでは部屋の数を表現するのに、日本のようなワンルーム、1DK、1LDKという呼称を用いずベッドルームの数で呼びます。

  • Studio(スタジオ)は日本でいうワンルーム。
  • 1BR(ワンベッドルーム):ベッドルームが1つあり、リビング、キッチンが別の部屋になります。日本でいう1DKですね。
  • 2BR(ツーベッドルーム)=2LDK
  • 3BR(スリーベッドルーム)=3LDK

コンドミニアムはほとんどが3BRまでで4BRあるところはめずらしいです。

フィリピン・マニラ コンドミニアムの家賃相場

・Makati(マカティ)市のLegaspi(レガスピ)、Salcedo(サルセド )、RockWell(ロックウエル)エリア

  • Studio(スタジオ)タイプ
    広さ:30㎡~60㎡ 
    家賃:40,000peso~80,000peso
  • 1BR
    広さ:30㎡~80㎡ 
    家賃:40,000peso~100,000peso
  • 2BR
    広さ:60㎡~120㎡
    家賃:60,000peso~150,000peso
  • 3BR
    広さ:120㎡~200㎡ 
    家賃:120,000peso~220,000peso

 

・Taguig市(タギッグ)のBGC (ボニファシオ・グローバル・シティ)エリア

BGCは街自体が新しく、マカティエリアの1.2倍くらいの賃料と考えていただいたらいいです。

※1peso=2,19円(2020年9月5日現在)

内覧までの流れ

内覧までの流れは以下の感じです。

不動産会社を決める

リストアップの依頼

内覧のアポを取る

内覧

不動産会社を決める

フィリピンの日系企業で働いている方に、「評判のいい不動産会社」を聞ければそこを利用するのがいいでしょう。

もしフィリピンに知り合いがいない方は、この記事のコメント欄で私にコメントいただけましたら、信用のおける不動産会社を紹介します。

リストアップの依頼

不動産会社が決まったら、リストアップしてもらうために下記の条件を伝えます。

 条件
  • 勤務先:
  • ベッドルームの数
  • 予算:
  • 入居予定日
  • 駐車場の要否
  • オフィシャルレシート(OR)の要否

※勤務先は個人でも借りられるので必要はないとは思いますが、大手で名が知れているところだと、オーナーも積極的に貸し出しをしたくなり、後々の交渉に有利になるので、伝えた方がいいです。

ここで細かいリクエスト、家具、家電、方角、などを特定してしまうと、物件がなかなかでてこないという原因になりますので、ここでは大雑把に伝えます。

内覧のアポを取る

内覧は土曜日午後、日曜、祝日は禁止しているコンドが多い為、平日の日中か土曜日午前を利用します。

担当者はオーナーに内覧のアポを取るため、前日になって急にお願いするのではなく、2営業日以上前に伝えた方がしっかりと予定を組んでくれるでしょう。

優先順位を決める

内覧をする前に、部屋の決めてとなる優先順位を先に決めておくことで、物件選択までの時間短縮になります。

たとえば、オープンキッチンは必須とかです。

夫婦の場合は、お互いの優先順位を話しあっておいた方がいいですね。

全て完全に揃う部屋はない

予算内で、高階層、バスタブ付き、オープンキッチン、水回りは新しく、リビングは広めでなど、全て自分の思うままの部屋があったら申し分がないですが、どれかがあってどれかがない、ということがほとんどです。

なので、「キッチンは絶対にオープンキッチンではないとダメ」とか、「高所恐怖症なので、低階層じゃないと絶対だめ」とか、マストの条件から決めていきます。

家具、家電はリクエストができる

家具、家電は交渉時にオーナーにリクエストができるので、その部屋についてなかったら追加、気に入らなかったら交換と要望ができます。

全てオーナーが異なる

全てオーナーが異なるのでリストが上がってきたら、時間がゆるせば全てのユニットを見るほうがいいです。

内装や家具はオーナーが決めているので、一件一件異なるからです。

内装の良し悪しはオーナーの趣味によります。

間取り図がない

日本のように間取り図や写真を用意しているブローカーはほとんどありません。

理由は賃貸不動産という業種がない、個人ブローカーだと物件数が多すぎて管理ができないこと、そこに手間をかけても実際に物件をみて決めることがほとんどだからです。フィリピン人はめんどくさいことはしたがりません。

バスタブを優先順位から外す

日本ではほとんどのアパートが浴槽付きがあたりまえですが、

フィリピンですと1部のコンドミにしかついていません。数でいうと全体の2%くらいです。バスタブを最優先にすると2%の物件の中からさらに空室物件をさがすという困難なことになります。

禁煙者

コンド内で喫煙できるところはほとんどありません。また屋外も前面禁煙トなっているため、吸いたい場合はパブに行くか、外で隠れて吸うかになります。

それだと実際めんどくさいので喫煙者の方はベランダ付きの物件を選んだりします。

ベランダ付の部屋も少なく全体の10%くらいです。

内覧
内覧は2回目くらいで決める感じで、最初はサッと見る

内覧1回目で部屋を決めようと思うと、1部屋1部屋でかける時間が長くなり効率がわるいです。

内覧1回目で見て雰囲気をつかみ2回目で決めるような感じでいいでしょう。

コンドミニアムと部屋の雰囲気をざっと見て、部屋の感じが良くなく「ここはないな」と思ったらさっさと切り上げて次に行くのが効率的でしょう。

内覧は5件以上すると結構疲れてきます。

第1希望で決まることが少ないので第2第3希望まで決めるつもりで見る。

自分が気に入った部屋でも交渉して決まらなかったり、他者で条件の良いオファーが入り、決められてしまったりということがあるので、第2第3希望まで決めるつもりで見ます。

気に入った部屋があったらすぐにオファーを出す

ここがいい!とピンときたらその日のうちにオファーを出した方がいいです。そういうところは人気もあり、すぐに他で決められてしまうことが多いです。

部屋が2~3に絞れたら第1希望の部屋からオファーを出します。

次の記事>>【フィリピン・マニラ賃貸不動産③】フィリピン・マニラでの賃貸住居の借り方【オファーから入居まで】

<<前の記事【フィリピン・マニラ賃貸不動産①】フィリピン・マニラ賃貸住宅事情

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回、またお会いしましょう。
でわっ!

コメント

Copied title and URL