【フィリピン・マニラ賃貸不動産⑤】マニラのコンドミニアムに入居している方のための更新・退去の仕方 【マニュアル】

マニラ賃貸不動産

この記事では、フィリピン・マニラのコンドミニアムの契約更新、退去方法について紹介します。

コンドミニアムに入居していて、契約満了日が近づいてくるとどうしていいか不安になりますよね。

そんな不安を解決するのが更新、退去のマニュアルです。

更新、退去のマニュアルで不安が解消しますよ。

この記事を書いている私はフィリピン・マニラ滞在歴5年以上。5年間でフィリピン・マニラで6回住居を変えています。

マニラのコンドミニアムに入居している方のための更新・退去の仕方 【マニュアル】

コンドミニアムの更新又は退去を通知するタイミング

更新か退去を告げるタイミングは契約書に記載してあります。

だいたいの契約が2ヶ月以上前にオーナーに告知する必要があります。

契約書の例

4. RENEWAL OR NON RENEWAL OF LEASE. The LESSEE is given the option to renew the lease for another year, or not to renew the Lease contract, provided that the LESSEE shall advise the LESSOR in writing no later than Sixty (60) days prior to the expiration of this lease; provided further that this option is not available if the LESSOR has decided to utilize the unit for his personal and family residence and this decision has been advised in writing to the LESSEE Sixty (60) days prior to the expiration of this lease.

・LESSOR=貸主(オーナー)
・LESSEE=借主(入居者)

黄色アンダーライン箇所 解説

「借主は更新の有無を遅くても、契約満了の60日以上前に貸主に書面にて通知する必要がある」

更新、退去を告げるのが遅れた場合

2ヶ月以上前の告知ができず、2ヶ月を過ぎてしまった場合は、そのときの処置はオーナーにより、入居募集を始めたり、ペナルティがかかることがあります。

このことは、契約書にはあまり記載してなく、グレーゾーンといえます。

退去は誰に告げればいいの?

Answer

仲介先の不動産会社、個人ブローカー、直接オーナーへ書面で退去の旨を伝えます

仲介業者に連絡が取れなかったり、対応が悪い場合、オーナーに直接メールなどで告げます。

電話での口頭ではなく、あとあと「言った、言わない」ということにならないよう、メールか書面で告げます。

更新時期は誰か教えてくれるの?

Answer

日本の不動産会社のように、契約更新の時期を告げてくれる人はいません。

なので、契約満了日から2ヶ月以上前は常に意識しておく必要があります。

フィリピンは契約社会なので、サービスよりも契約書によります。そのため何もかも自己責任になります。

契約更新される方の場合

更新のタイミングでオーナーが賃料の値上げを要求してくる場合があるので、こちらから確認する必要があります。

だいたい年5%~10%の値上げがあります。

更新時では入居のときと同様、オーナーに、家賃交渉や物品のリクエストが可能です。

家賃交渉

例年マニラの賃料が上がっていくなか、更新での値引き交渉はほとんどできません。

オーナーが値上げの要求をしてきたら、賃料据え置きの交渉は可能です。

リクエストは 物品だけでなく、家具の修理、ドアや窓などの建つけの修理、エアコンクリーニングなどをお願いするのもこのタイミングが承諾されやすいので、トライしてみる価値はあります。

 更新時に多い要望
  • ベッドシーツの交換
  • エアコンクリーニング
  • グリーストラップクリーニング
  • ドアや窓の立てつけ
  • 家電の修理等





リクエストは新規契約と同様、仲介業者がオーナーにLetter of Intent(LOI)にて交渉します。

更新の契約期間 

新規契約と同様 1年契約です。

事情があり、1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月、などの延長も交渉次第で可能となります。

支払い方法

新規契約と同様 1年一括払いです。

 

退去・引っ越しされる場合

3ヶ月前から物件を探す

引っ越しを予定されている方は、オーナーに告知するのが2ヶ月前ですから、3ヶ月前から部屋探しをしないと告知までに間に合いません。

引越し先が決まっても、契約の手続きなどで時間がかかるので、余裕をもって部屋探しすることが必要です。

引っ越しする人はおおよそ以下の理由によります。

  • 会社の予算が増える、減る
  • 家族が増える、減る
  • ユニットのトラブル
  • 近隣のトラブル 騒音など
  • 賃料の値上げ
  • オーナーから退去を求められて:オーナーが個人で利用したり、売却する場合

仲介不動産業者の対応が悪かったら、この引越しのタイミングで変更してみるのがいいでしょう。

引っ越し先が決まった後は

更新契約の手続きは新規入居のときと同じです。

退去の手続きをする

退去時の支払い

インターネット、ケーブルテレビ

退去日に併せて事前に解約の申し出をしておきます。

問い合わせ方法

・電話:サービスセンターはなかなか電話にでません。
・店に直接行く:並びますが確実です。

解約後の注意

解約の手続きをしても解約後で請求書が発行されることがあります。その場合はサービスセンターへ根気よく問い合わせをします。

引越しされる方

引越し先のコンドで同じプロバイダー、ケーブルテレビの回線が設置してある場合、移転が可能です。

電気

最終月の請求書は退去後で受け取れないため、仲介業者に清算してもらいます。

退去時にメーターを読み取り退去前までの金額を出してもらいますが、そこまで厳密にしていることがなく、毎月の利用料と比べあまりにも違えば指摘をしますが、違いがない場合はそのまま支払います。

清算方法は、便宜上セキュリティデポジットから引かれることが多いです。

水道

退去時のメーターを仲介業者に読み取ってもらい、清算してもらいます。

コンドによっては退去時にアドミンオフィスで支払いを済ませないと、退去ができないことがあります。

清算方法は、便宜上セキュリティデポジットから引かれることが多いです。

退去時

ゲートパス

退去時荷物を運搬するのにコンドのアドミンに申請しないと、荷物を搬出できません。

オーナーのサインがいるため、仲介業者に依頼します。

※注 引越しする方は

・退去側(搬出)のゲートパス
・入居側(搬入)のゲートパス

がそれぞれ必要で、

仲介業者が異なる場合はそれぞれの仲介業者に依頼します。

退去前に内覧に応じる

フィリピン独特のローカルルールですが、退去が決まるとオーナーは次の入居者を募集するため、現在の入居者に内覧をお願いしてきます。

日本ではありえないのですが、フィリピンでは通例となっています。

ここでは、オーナーの立場もあるので、むげに拒否せずに、たまにでしたら対応してあげたほうが親切といえるでしょう。

セキュリティデポジットの返金

退去後預けていたセキュリティデポジットの返金があります。すべての金額が返ってくるわけではなく下記事項を実施後清算します。

セキュリティデポジットから引かれる項目

  • 室内清掃
  • エアコンクリーニング
  • グリーストラップの清掃
  • 部屋のダメージ
  • 備品の損失、ダメージ
  • 未清算の公共料金

返金期日は契約書に記載があり、退去後60日以内としていることが多いです。

契約書例

3. SECURITY DEPOSIT: Upon execution of this contract, the LESSEE shall pay two (2) months security deposit in the amount of PESOS: ONE HUNDRED FOUR THOUSAND ONLY (P104,000.00) Philippine Currency, in favor of this contract, said amount shall be refunded by the LESSOR to the LESSEE within sixty (60) days from expiration or termination date, without interest less payments, if any, for unpaid bills of water, gas, electricity, damage to the premises (natural wear & tear) exempted. The LESSOR shall forward the final lists of deductions if any with the corresponding amount to the LESSEE and the LESSEE shall have a prior approval for whatever Repair, replacement or restoration in the Lease Premises be made.

黄色アンダーライン箇所 解説

貸主は借主に契約満了日または引渡し後60日以内に返金する必要がある。

・LESSOR=貸主(オーナー)
・LESSEE=借主(入居者)

更新、退去の注意点

仲介業者の会社がなくなったり、個人ブローカーが契約期間中にどこかにいなくなっている場合があります。

その場合は自身でオーナーとやり取りする必要があります。

この場合も電話ではなく後々に記録に残るメールでやり取りしたほうがいいでしょう。

セキュリティデポジットが回収できないことがある

セキュリティデポジットは一度オーナーの手に渡ってしまうと、なかには返金したくないオーナーもいて戻ってこないこともあります。

また仲介業者の個人ブローカーがオーナーに渡さず、行方をくらますなんてことがあります。

フィリピンではセキュリティデポジットが回収できないということをよく聞きます。

過剰な請求をするオーナーがいる

床のキズ、修理などでどう考えてもありえないような過剰な請求をし、返金がないということもあります。理由はオーナーが返金したくないためです。

まとめ 

【フィリピン・マニラ賃貸不動産②】フィリピン・マニラでの賃貸住居の借り方でもお伝えし、またさらに口をすっぱくしていいたいのですが、フィリピン・マニラでの部屋探しでは、不動産仲介業者は慎重に選ぶ必要があります。

仲介業者の中にはインターネットの設置、入退去の対応、入居後のトラブルの対応、セキュリティデポジットの回収をサービスで親身に行っている業者もあります。

もし、業者を知りたい場合は信頼のおけるフィリピン・マニラの賃貸仲介業者をご紹介しますのでこの記事にメッセージをください。折り返し返答いたします。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回、またお会いしましょう。
でわっ!

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