【フィリピン・マニラ賃貸不動産①】フィリピン・マニラ賃貸住宅事情

フィリピン・マニラ賃貸不動産

この記事ではフィリピン・マニラで日本人が住む住居について紹介します。

フィリピンマニラで長期滞在(半年以上)するのにどこに住んだらいいかわからないって思いますよね。

フィリピン・マニラで日本人が安全に快適に住むには「コンドミニアム」一択です。

コンドミニアムなら毎日リゾート気分で快適に過ごせますよ。

この記事を書こうと思った理由

ある20代、日本人女性の駐在員の方が、日本の本社から、「どうして会社に近いエリアに住まないのか?」と聞かれ返答に困り、5年間住んでいてフィリピン事情がわかっている私に、

会社にどう説明をしたらいいのか、アドバイスをほしいんです。

ということで、資料をつくったのがきっかけです。

その女性の会社はマニラのElmita Manila(エルミタ・マニラ)というエリアにあり、夜になるとバーやKTV(カラオケバー)が賑わう繁華街です。

道一本はずれるとストリートチルドレンがたかってきたりしてきて、とても夜一人で安全に歩ける場所ではありません。

会社側は予算的に、その女性に徒歩圏内の住居や、公共の交通機関などで通えるエリアでの住居が探せないかと考えていて、どうしても車の支給はできないようでした。

私は内心

ふざけんなぁー、そんな企業側のケチくさい都合で大事な人材が(しかも女性)不安にさらされてなるものかー

と奮い立ち、マニラの住宅事情の資料をつくったわけです。

そこで今回、その資料を元にフィリピンに長期間住みたいと思っている方に、フィリピン・マニラの住居事情を知ってもらい、できるだけ安全で快適に過ごして欲しいと思い記事にしました。

まずは「フィリピン・マニラで日本人がどんなところに多く住んでいるのか」とその理由をお伝えしていきます。

※多くのフィリピン・マニラに住んでいる日本人は会社員ですので、ここで挙げる例は会社員の方向けに書いています。

フィリピン・マニラ賃貸住宅事情

まずはフィリピン・マニラとはどのエリアのことをいうのかを紹介します。

マニラ首都圏

マニラ首都圏とはマニラ市を中核としたフィリピンの政治、経済、文化、交通及び情報の中心地であり、首都圏と重なる都市群のことである。

メトロ・マニラには州が存在しないが、マニラや旧首都ケソンを含む16市と1町により構成されている。この首都圏の面積は日本の東京23区やスペインのマドリードよりやや大きい638km2で、人口は約1,186万人(2010年)である[1]。

参照:Wikipedia「マニラ首都圏」

1.日本人の会社員はマニラのどんなところに住んでいるのか

(1)日本人の会社員はほぼ下記の地域に集中して住んでいます。

・Makati(マカティ)市のLegaspi(レガスピ)・Salcedo(サルセド )エリア

・Taguig市(タギッグ)のBGC (ボニファシオ・グローバル・シティ)エリア

・Pasig市(パシッグ)のOrtigas(オルティガス)エリア

・Muntinlupa市(モンテンルパ)のAlabang(アラバン)エリア

この地域内であれば、夜一人で歩いていても問題はありません。

安全である理由は、コンドミニアム(以下コンド)が多く建ち、コンドのガードマンが監視をしているので、危険が少ないといえます。

ストリートチルドレン、ホームレスも警察が点在しているため、住みづらいのか他の地域に比べ、非常に少ないといえます。

他の、欧米、アジアからの駐在員も同様です。

コンドミニアムとは

日本でいうマンションで24時間ガードマンが常駐し安全を確保している。

部外者の場合、フロントロビーで記帳しIDを預けないと入室できないところがほとんど。

屋外プールやジムにスペースを贅沢に使っていてリゾート地に来たような雰囲気のところもある。それが売りにしているコンドも多い。

※略してコンドということが多いです。

(2)日本人の会社員が上記の地域以外に住まない理由

下記の地域に所在の日系企業も多くあります。

・pasay市(パサイ)
・paranaque市(パラニャーケ)
・Manila市(マニラ)

こちらのエリアにお勤めの会社員の方は皆さん、

・Makati(マカティ)市内のLegaspi(レガスピ)・Salcedo(サルセド )エリア、
・Tagig(タギッグ)市のBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)

に住み会社まで車で通勤しています。

車は自身で運転することがなく、ほとんどがドライバー付きの運転手を会社があてがっています。

マニラでは運転は規則を守らないのは日常茶飯事で、日本のようなゆずり合いの運転マナーはほとんどありません。ですので日本人が運転するのはかなりの気合が必要です。

(3)その地域の会社の周辺に住まない理由

pasay(パサイ) 、paranaque(パラニャーケ)、Manila市(マニラ)で外国人が安全に住むには、ビレッジとよばれる住宅街かコンドのみです。

ビレッジとは

ビレッジには周辺が柵におおわれ入り口には検問があり、24時間体制でガードマンが監視しています。

また入場するにはIDを提出する必要があるため、安全です。ただし、ビレッジにはコンドがなく一軒家しかありません。

ビレッジ内のコンドは、周辺が安全ではないため夜歩くのは危険です。必ず会社までは車での送迎が必要になります。

車の送迎が必要であれば、会社の周辺に住む必要がなく、MakatiのLegaspi、Salcedoエリア、BGC といった安全なエリアに住むほうが安心で便利なので、皆さんはそうしているのです。

Elmita Manila(エルミタ・マニラ)エリアに住む場合

もし会社がElmita Manilaにあったりして、そこに住む必要がある場合は

Elmita Manilaで比較的新しく日本人が安心して住めるのは、下記の3つのコンドになります。

この他のコンドミニアムは築15年以上と古く、入居するには、リフォームや修繕が必要だったりするのでおススメできません。

MakatiのLegaspi、Salcedo、TagigのBGCに会社がある場合

Makati市のLegaspi、Salcedo、Tagig 市のBGCに会社がある会社員はその地域のコンドを借りて、徒歩で通勤をしています。 

住まいから会社が離れていて、駐在員に車を提供していない企業はほとんどありません。

次の項で、地元の人と同じレベルの住居が選択肢にない理由を説明していきます。

マニラのフィリピン人単身者の住まい

フィリピン人の大学卒の銀行員の初任給は30,000円程度です。

マニラエリアでフィリピン人の会社員が借りられる住居は、「ベッドスペース」とよばれ、1部屋に2段ベッドが3~4台置いてあり、そこに6人~8人が共同で住んでいます。家賃は5,000円から9,000円くらいです。

また仮にこういったローカルの地域に、個室のアパートを日本人が借りたとすると、そこに、日本人が住んでいるのが知られるだけで、空き巣や通勤時の徒歩中に狙われやすいです。

現地の人からは日本人はお金をふつうに持っていると思われています。(まぁ、現地の人よりはずっと裕福なので当然ですが)

アパートなどに外国人が住めないのはその理由によります。

通勤時の交通手段について

通勤時に車、タクシー以外の手段をお勧めできない理由

通勤時において、車、タクシー以外の手段はお勧めできません。

フィリピンの交通機関には

・MRT、LRT(電車)
・乗り合いバン
・中、長距離バス
・ジープニー(乗り合い中型車)
・トライシクル(3輪バイクタクシー)

と様々ありますが、スリ、窃盗、などが多々あるため外国人の乗車は勧められません。

また電車以外は、乗車場所に待合室などなく、多くの乗客がいてそこで長時間の待機を要するため、時間を厳守する通勤ではかなりのストレスを受けます。

通勤時にタクシーを利用する場合

流しのタクシーは、ぼったくりや睡眠強盗に会うケースがあります。

メーターを使用しないのは日常茶飯事で、その場合ドライバーの言い値になるのですが、支払いを拒否すると、銃でおどされる可能性もあります。
(フィリピンではデパートに拳銃が売っているので、どこでも手に入ります)

また、私の知人で睡眠薬強盗の被害にあった者もいます(下記参照)。

となると安全なタクシーはGrabタクシーというアプリを使って呼ぶ方法しかなくなります。

Glabタクシーとは

Grabタクシーとは、車に乗りたい人が、専用のアプリに現在場所と目的場所を入力し、Grabアプリに登録した近くのドライバーが承諾すると、現在地まで迎えに来てくれて目的地までタクシーのように載せていってくれるという交通手段。

海外ではUberが有名。

Grabタクシーは時間帯によって拾えないことがありますし、天候などに左右され、梅雨の時期のスコール時などは特に拾いずらいです。

これらの理由で、通勤時には安全なエリアで徒歩によるか、会社が住まいから離れている場合は車での送迎が必要となります。

マニラでの知人の被害状況

以下は私の知人に実際にあった被害状況です。

  • H氏(男性)、2018年  Makati、夜、リトル東京の近くで徒歩の最中に、ホールドアップに会い持ち物を全て渡す。
  • S氏(男性)、2018年 Makati Burgos (ブルゴス)エリア、夜、徒歩の最中におかまに後ろから倒され、 鞄を持ち去られる。
  • C氏(男性)、2019年 Makati 夜、リトル東京で流しのタクシーに乗車。目が覚めたときには、身ぐるみ剥がされた格好で見知らぬ場所にいた。
  • 2015年A氏(フィリピン人女性)仕事から帰宅中の乗り合いバンで、他の乗客が降車後、ドライバーに襲われる。幸い逃げ出すことができ被害はない。

マニラ治安情報のブログ

その他、マニラの治安情報は

・LOCOTABIさんの【2020年】フィリピン・マニラの治安情報〜危険なエリアや観光中の注意点

・HowTravelさんの【フィリピン】マニラの治安・危険情報

の記事がすごく参考になります。

日系企業の会社員(駐在員)単身の方の家賃相場

参考までに下記では、日系企業の会社員(駐在員)で単身の方がどれくらいの家賃のところに住んでいるか紹介します。

  • 某、IT 企業T社
    ・Studio (ワンルーム)1BR(1ベッドルーム)
    ・40㎡~50㎡
    ・50,000 peso+Tax
  • 某、製造業T社
    ・1BR
    ・50㎡-70㎡
    ・80,000 peso+Tax
  • 某、B銀行
    ・1BR
    ・60㎡-80㎡
    ・100,000 peso+Tax

現地採用の方は、会社支給がないこともあり、単身者は20、000peso~35、000pesoのワンルームタイプのコンドに住んでいる方が多いです。

まとめ

以上のことを知っていただいたら、フィリピンマニラで安全で快適に住むなら限られた地域の「コンドミニアム一択」しかない、ということがわかっていただけたかと思います。

次の記事>>【フィリピン・マニラ賃貸不動産②】フィリピン・マニラでの賃貸住居の借り方

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回、またお会いしましょう。
でわっ!

コメント

Copied title and URL